相続した不動産、持て余していませんか?

2025年05月20日

 いつも弊社ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

 今回はタイトルの通り、相談した不動産についての話題を取り上げたいと思います。

 

 

気がつけば放置「相続不動産」という重たい荷物

 親から受け継いだ実家。しばらくは懐かしさもあり、なんとなく手を付けられなかったという方も多いのではないでしょうか。
 けれど、月日が経つにつれ、ふとこう思うことはありませんか?

 

「相続したけれど、この家どうしよう?」

 

 空き家にしていても、固定資産税は毎年かかり続けます

 たとえ使っていなくても、維持や管理には手間も費用もかかるのです。

 実はいま、こうした「使わない不動産」をどうすべきか悩んでいる方が全国に大勢いらっしゃいます。

 

 誰に相談していいか分からないという方もいらっしゃるでしょうし、不動産屋に相談したら売らなきゃいけないと思っている方もいらっしゃるでしょう。

 ですが、弊社に相談していたとしても、必ずしも売らなくてはならないということにはなりません。自分で使い道を思いつくことも、あるいは不動産屋を介さずとも処分できることもあるでしょう。

 

 ただ、所有し続けることで生じるリスクを知っておいてほしい。今回はそのための記事なのです。

売らないままでいるリスクとは?

「売るほど急いでいない」「とりあえず置いておこう」

 

 そう思うのも自然なことです。しかし、不動産には「時間による劣化」がつきものです。
 特に空き家は、誰も住まないことで老朽化が加速します。さらに、空き家対策特別措置法の改正により、管理が不十分な空き家は「特定空家等」に指定されるリスクもあります。
 この指定を受けると、固定資産税の軽減措置が外れる、つまり税金が一気に高くなる可能性があるのです。

 誰にも迷惑をかけず、ただ静かに持ち続けているつもりでも、将来的にコストや手間が増える可能性は高いと言えるでしょう。

売却は「身軽になる」ための手段のひとつ

 相続不動産を売ることに、ためらいがあるのは当然です。
 けれど、それは「手放す」ことではなく、未来の暮らしを整えるための選択肢の一つとして捉えることもできます。

 

・遠方に住んでいて管理ができない

・既に自宅を建てており、住む予定がない

・他の相続人との共有名義になっている

・解体やリフォームの費用をかけられない

 

 こうした悩みは、売却によって解決できる可能性があります。
 それは、荷物を減らして身軽に生きるという、前向きな整理整頓でもあるのです。

売却は思ったよりも、選択肢がある

 一口に「売る」と言っても、方法はさまざまです。
 仲介でゆっくり売り出すこともできますし、買い取り専門の業者に即現金化することも可能です。
 また、建物の老朽化が進んでいても、更地として売れるケースもあります。ただ、注意しておくべきはすぐに更地にする必要はないということです。古家付か更地かについてはこちらのページもご覧ください。

「どうせ売れないだろう」と思っていた家が、思わぬニーズで早期に成約することも珍しくありません。

 まずは、「売るかどうか」を決める前に、「自分の家がどれくらいで売れそうか」だけでも知っておくことをおすすめします。
 今は無料査定や価格の目安を出すサービスも充実していますので、検討の第一歩として気軽に活用できます。

相続不動産の悩み、ひとりで抱え込まないでください

相続した家についての悩みは、とても個人的で複雑です。
 他人に相談しにくいと感じる方も少なくありません。

 けれど、不動産の悩みは、専門の知識と経験があればこそ解決できることも多いのです。

 ご自身やご家族の大切な資産だからこそ、まずは一度、状況だけでも整理してみませんか?

 もしも「売らない」という選択をするにしても、一度、専門家と話すことで心がすっきりすることもあります。

まとめ

 相続不動産は、所有している限り、責任とコストがついてまわります。いざという時に慌てないためにも、「動けるうちに、動いておく」ことが、未来の自分と家族を守ることにつながるのです。

 迷ったら、まずはご相談ください。不動産のプロが、あなたにとって一番良い道を一緒に考えます。

 

 

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