今月のニュース
2025年05月15日
今月から弊社では繰り返しお会いするお客様に向けて、不動産部の取り組みや日常をお伝えするニュースレターをお渡しすることにいたしました。
そこで、ニュースレターの記事を一部抜粋してWEB上でも発信してまいります。一部、紙幅の都合でカットしたものを追記しております。
深掘り! 今月は松岡エリア
今月は松岡について成約事例や現在販売中の物件について深掘りしてみました。
直近1年でアットホームに成約情報が登録されていた物件は6件。すべて新築あるいは築後未入居の一戸建てでした。
価格は2,480万円から3,200万円。
個人的に着目したいのは成約した6件のうち2件が平屋であること。ローコストではなく、総二階と同じ価格水準でも平屋を選ぶ購入者がいることに驚かずにはいられませんでした。居住者のライフスタイルや維持管理を含め、家は大きければいいというものではなくなってきましたね。今後もコンパクトな新築は要注目です。
まず改めて感じたのは松岡という地域の広さ、一方で成約事例が登録されているのは柚木駅に近い南側が多かったと感じました。松岡と隣接するエリアとしては岩本や松本などがあり、特に竪堀駅近辺は松本地区と呼ばれており、今回の調査でも高価格帯の新築住宅が成約している地域でした。
柚木駅近辺の松岡地区、そして柚木駅から一つ北にいった竪堀駅近辺の松本地区と、まだまだ身延線沿線における需要は多少なりとも残っていると感じました。車社会である富士市ですが、まだまだ身延線は学生の足、そして通勤の足となっているようです。
また、松岡エリアの特徴として、現在掲載中の物件についても調べていくと、築年10年未満の築浅物件も多く、また築年数が経過していたとしても、他地域と比べて価格が落ちづらいと感じました。それどころか、新築住宅と肩を並べる価格帯の中古住宅が複数あります。築年数の古い物件はえてして面積が大きいこともあり、相応の価格となっているようです。
なお、全国土地代データというサイトの調べによると、駅周辺の地価をランキング形式にした際、1位富士駅、2位柚木駅、3位新富士駅、4位竪堀駅となるようです。2位と4位の駅があるエリアなのだから、地価が高いのもうなずけますね。
次回は松岡より東側のエリアから一か所選んで深掘りしたいと思います。
今月のローカルニュース
今月は5月9日に発表されたDCMによるジャンボエンチョーの経営統合について取り上げたいと思います。
発表によりますと、今年の9月1日からエンチョーはDCMの完全子会社となるとのこと。DCMと言えば、富士市内では比奈に店舗がありますが、看板はケーヨーデイツーのまま。順次架け替えるそうですが、その流れでエンチョーの看板もDCMになってしまうのでしょうか。
エンチョー社が運営している店舗にはホームセンターのジャンボエンチョーのみならず、よりプロ向けに商品が展開されているハードストックや、アウトドア用品店のSWENなどがあります。
今回DCMホールディングスが買収することによって、ホームセンター事業以外の店舗がどのようになるかは、今後の注目ポイントだと思います。
個人的には富士店二階の文具売り場が、商品が充実しており重宝していたので、店舗の形態に大きな変化がないことを願いたいです。